妊娠糖尿病と診断を受けて変わった食生活

  • 2024年8月26日
  • 2024年9月10日
  • 子育て

妻が妊娠28週、妊娠後期に入ったタイミングの妊婦健診での血液検査で、妊娠糖尿病と診断を受け、そこから家の食生活が変わりました。

そのとき妻はまだ仕事をしていて(現在は産休中)、私が在宅勤務をしていることもあり、食事の準備は基本的に私。

食材の買い出しも私が担当しているので、食材や飲料などのパッケージに記載の炭水化物・糖質・食物繊維の含有量等を見てから買い物するようになりました。普段よく食べていた白米・十六穀米・バナナ・パン・ヨーグルト等も見直しました。

下記に、妊娠糖尿病の診断を受ける前と後とで変わった食生活をまとめてみました。少しでも参考になれば幸いです。(知識・経験の乏しさで、至らない部分や間違っている部分もあるかもしれませんが、何卒ご容赦ください)

変化した食生活

下記、全体的な変化と、各食品ごとに変化した部分で分けて綴りました。

全体的な変化

食物繊維の豊富な食品を取るのが良いとのことで、わかめやひじき・もずくといった海藻類、しいたけ・しめじ・えのきといったキノコ類はよく用意するようになりました。野菜・キノコ・海藻類合わせて1日350g程度が理想とありますが、さすがに面倒なため…計ってはいないです。

そして、こんにゃくは食べる頻度がすごく多くなり、実感として、こんにゃくを食べた後の血糖値は抑えられてることが多い気がします。

・朝食

毎食しっかり野菜の量を取るということになり、これまで朝は野菜をろくに取っていなかったため、パックで売ってる惣菜や冷凍食品の力も借りて、朝にも野菜を出すようになりました。

ただ、朝もしっかり食事量を取る、主食・主菜・副菜を揃えるのが理想と聞きつつも、昼・夜に比べるとそこまで量を用意できていない、主菜を出せていない日もあるのが現状…ここは要改善です。

・芋類

芋類は、サツマイモをはじめ食物繊維豊富とありましたが、糖質も多いので買うのを躊躇しています。。ジャガイモも普段よく食べていましたが買わなくなり、芋類はこんにゃくに偏っています。

・豆類

豆類は、豆腐頼みになっています。納豆が嫌いなので、豆腐は豆腐でも、通常のもの以外に、玉子豆腐、とうふそうめん等で飽きが来にくいようにし、たまにオクラや枝豆も用意しています。

・その他

妊娠糖尿病以外のところだと、妊娠後期に必要な栄養として、鉄分はあさりや小松菜、ほうれん草等を食べたり、DHAは小魚や鮭といった市販の魚を食べるようにしています。

お米

白米はやめ、十六穀米も「もち米」を含んでおり血糖値が上がりやすくなるとのことでやめました。

代わりに、食物繊維が豊富なもち麦・発芽玄米を新たに購入。お米を用意する際はこの2つをローテーションしています。

米の量は1食130g以内にするようにしていて、毎回しっかり計量。チャーハンやオムライスといった炒める系は作らなくなり、好物のカレーは少し量を減らして食べるようにしています。

パン

朝食パン派の妻は、通常の食パンやイングリッシュマフィンを普段食べていましたが、改めて見ると炭水化物の高さに驚愕…

1個あたり糖質10g未満のパンや、ローソンの糖質カットのパンに変えました。

とはいえ、パンだと、例えばマーガリンや、焼く前にぬるタイプのクリームで、糖質や脂質がかさ増しされるので、パンの代わりにフルグラ(糖質カットのもの)にする日も多くなりました。

ヨーグルト

これまで砂糖の有無は気にせず、鉄分が入ってるものやタンパク質豊富なもの、単純に美味しいと思ったものを選んでいましたが、砂糖不使用のものをメインにしつつ、鉄分も必要なので鉄分入りヨーグルトはそのまま、2種類を食べています。

ただ、ヨーグルトや牛乳には「乳糖」が含まれていて、摂りすぎは血糖値の上昇につながることから、ヨーグルト・牛乳合わせて200gまでにするようにしています。なので、ヨーグルトを食べない日もあります。

果物

これまではバナナを主に食べ、たまに季節の果物…イチゴ、ぶどう、桃、りんごなどを食べていましたが、基本的に果物は糖質高めとのことなので、バナナはやめ、今はフルーツの王様キウイを週に1~2個を食べる程度です。果物は「果糖」が含まれており、摂りすぎないようにしています。

麺類

ラーメンをはじめ、つけ麺、うどん、スパゲティなど食べていましたが、これらはやめました。夏の時期、普通の素麺や冷やし中華を食べたくなりますが、意外と糖質高いんですよね…これらもやめました。

GI値低めの蕎麦や、こんにゃく麺を中心に食べるようになり、群馬県のこんにゃくパークに行って、けっこう大量に買い込みしてきました。こんにゃくラーメンを食べる際も、チャーシューは加えず、白ネギ多めにしたり、みじん切りした玉ねぎやほうれん草を加えたり、本来はラーメンに合わないかもしれませんが和食の野菜等を別に用意したりするようにしています。

調味料

まず砂糖はラカントに置き換えし、みりんはたまに使用してきましたが置き換えできる糖質ゼロ(正確には100ml当たり0.5g未満)の商品を見つけたので直近で購入予定です。

小麦粉、パン粉、片栗粉はほとんど使わなくなりました。見たらどれも炭水化物の量がすごいです…なので、以前は唐揚げやコロッケ等作っていましたが、それもなくなり、揚げ物系や天ぷらは控えるようになりました。

サラダのドレッシングは、元々あまり使っておらず、使うにしても少量にとどめています。

酢は大さじ1杯を混ぜて使用するようにしています(うっかり忘れることもありますが)。酢に含まれる「酢酸」には、血糖値、他に血圧やコレステロールの上昇を抑える効果が期待できるとのことです。

まとめ

本稿では、妊娠糖尿病と診断を受けてからの、家での食生活の変化について綴りました。こんにゃく等といった血糖値が抑えられる食材・レシピを模索し、努力していきたいと思います。

次回は、妊娠糖尿病に伴っての、家での食生活以外の変化について綴りたいと思います。

次回の記事はこちら


利用者が快適・安全に利用できる「個室鍵付きの箱型授乳室」の資料請求はこちら(無料)