育児はママだけのものではありません。
育児に関する全てのことを、「ママのサポート」「ママのお手伝い」ではなく自分事として捉えて能動的に動いてみてください。
仕事の都合などでどうしてもママよりも子どもに関わる時間が少なくなってしまうという人もいらっしゃると思います。そういう人は、できる範囲でできることをしつつ、普段二人でやるべきところを一人で頑張ってくれているママへ感謝の言葉を忘れずに伝えてください。
そして、面倒がらずにママの話に耳を傾けてください。
しんどい、苦しい、眠い。ネガティブワードが続くかもしれません。
パパも仕事で疲れているときに正直しんどいとは思います。
でも、そういうママの気持ちも、その日あった子どもの変化も全て、ただ聞いて受け止めて共有することも、パパにしかできない大事な仕事なのです。
「(子どものことを一番わかっている)ママに任せる」という言葉…よく聞きます。
パパからすると、ママに全幅の信頼を置いているからこそ出るセリフだ、なんて思っているかもしれません。
でも、それママにとってはものすごく辛い言葉なんです。「任せる」という言葉が逃げ口上にしか聞こえないからです。無責任極まりないセリフなんです。
なぜ二人の子どもなのに、一緒に頑張ってくれないの?
なぜそんなに他人事のように軽く「任せる」なんて言えるの?
育児・家事・仕事…1分たりとも自分の時間なんてない状態でいっぱいいっぱい頑張ってるのに、なぜ自分だけ「親」を放棄するの??
ふたりで親になったはずなのに、一番の味方のはずのパートナーは、たったの一言で自分を崖から突き落とすんだ…と絶望的な気持ちになります。
厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査報告(2016年)」によると、離婚件数全体(死別以外)の約4割が産後2年以内に離婚を決意しています。
こういうことの積み重ねでできた溝は、気づいた時には修復不可能なほどに深くなります。
そこで「逃げた」パパはママにも子ども達にも信頼されなくなります。
そうならないために、どんなに仕事が忙しくても、(子どもが起きている時間に帰れず)実際にできることが少なくても、面倒がらずにママの声に耳を傾けてください。
もちろん、その中では子育てに関する考え方のズレなどでぶつかることもあると思います。
けれどもその都度しっかりと向き合って話し合い、方向性を確かめ合いながら進むことで夫婦の絆も深まって、最強のバディになれるはずです。
そうなれたら、胸を張って「イクメン」宣言しても良いのではないでしょうか。
頑張れ。未来のイクメン候補生たち。
授乳室の設置に関する詳細な情報や具体的な製品については、GREATEST DAY株式会社の製品資料を参考にしてみてください。