待ちに待った赤ちゃんが誕生して幸せいっぱい。でも可愛いだけで終わらないのが育児。育児には悩みがつきものです。
特に初めての育児は分からないことだらけで不安になることも多いと思います。そんな中でも特に多いのは授乳に関するお悩みではないでしょうか。私も1人目育児の際、母乳の出具合でとても悩んだのを今でも覚えています。今回はその経験についてお話しさせていただけたらと思います。
低体重出生児として産まれた我が子
我が子は2,500g以下で産まれました。その際に知ったのですが、2,500g以下で産まれた子を一般的に「低体重出生児」というそうです。
当時、3,000g前後で産まれるのが平均的と思っていた私は、産まれてきた息子に小さく産んでしまった申し訳なさを感じたのを今でも覚えています。申し訳なさとともに頑張って母乳を飲ませてあげなければ、大きく育ててあげなければという気持ちも芽生えていました。
増えない体重に悩む
息子は小さく産まれたので吸う力が他の子より強くなく、なかなか体重が増えませんでした。1人目ということもあり自分自身も授乳には不慣れ。ちゃんと吸えているのか、そもそも母乳は十分に出ているのか不安に思いながら授乳する日々が続きました。
出産した病院では授乳のたびに飲んだ量を測定する決まりがあったので赤ちゃんが飲んだ母乳量が分かったのですが、退院後はそれが全く分かりません。どうしても体重の増加が気になった私は一週間おきに近くのショッピングモールのベビースケールで測定をしていました。
今思うと気にしすぎだったなと感じるのですが、当時は必死。毎回ドキドキしながら体重を測定していたのを覚えています。私の期待とは裏腹に増えない息子の体重に毎回申し訳なさを感じていました。
母乳を出すために試したこと①
息子の体重が思うように増えず不安に感じていた私は、暇ができるとインターネットで母乳の出がよくなる方法を検索していました。方法はたくさんあるようで、検索するとたくさんでてきます。
その中で私が最初に試したのは、授乳回数を増やすことです。というのも、息子はよく泣くタイプだったので必然的に授乳回数が増えていたというのもあります。
育児書を読んで赤ちゃんは3時間おきに泣くものと思っていた私は、頻繁に泣く息子を見て母乳が足りていないからだと思い込み、泣くたびに授乳を繰り返していました。今思うとお腹がすいていたことだけが泣く原因ではなかったと思いますが、頻回授乳の甲斐もあってか息子の体重は1歳児検診の頃には平均以上まで増えていました。
母乳を出すために試したこと②
授乳回数を増やすことの他にも試したことがあります。それは「たんぽぽ茶」を飲むということ。それまでたんぽぽ茶という名前すら聞いたことが無かったのですが、母乳の出が良くなるという口コミを見て購入してみました。
たんぽぽ茶にはカフェインが含まれていないので安心して口にすることができます。母乳の出をよくするだけでなく、鉄分やビタミン、ミネラルが含まれているので母乳の質を良くする効果もあるそうですよ。
副作用として利尿作用が高いということがあげられていましたが、私はそこまで感じませんでした。こちらは個人差があるのかもしれません。
たんぽぽ茶を飲む生活は半年程続けました。この習慣が母乳の出にどの程度影響していたかは分かりませんが、結果的に母乳の量は増えたように思います。
悩みすぎないことが大切
今振り返るとあんなに悩む必要はなかったなと感じます。産後はただでさえ気持ちが不安定になりますし、ストレスがたまると母乳が出にくくなるという話も聞いたことがあります。当時の私は母乳育児にこだわりすぎていましたが、もっとミルクに頼っても良かったなとも思います。
3人育てて感じたことは、自分自身が出来るだけストレスをためずに過ごせることが1番大切だということです。2人目、3人目育児の際は1人目の時の経験があったので早い段階からミルクも取り入れました。それだけが原因ではないと思いますが、1人目育児の時より育児を楽しめましたし、赤ちゃんの可愛さを感じる余裕もあったと思います。
まとめ
今回は子供の体重の伸びが悪く、母乳の出が不安になった経験についてお話させていただきました。授乳期の赤ちゃんと過ごせる時間は短いですし、どうせならそんな貴重な時期を楽しく過ごしたいですよね。ママが幸せそうにしていた方が赤ちゃんも嬉しいと思います。母乳の出はママにとって気になるポイントだとは思いますが、悩みすぎずできるだけリラックスした気持ちで育児を楽しんでくださいね。