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Babypeko®マガジンは、授乳室の設置をお考えの企業・自治体の皆さま向けに授乳室の導入準備や運用について、また、子育て真っ最中のママパパライターによるリアルな子育て体験談、一般的な子育てや育児に関するコラムなどの情報を発信しています。

少子高齢化が言われて久しいため忘れられがちですが、日本では毎年年間に約70万人もの新生児が誕生しています。昔に比べたら非常に少なくはなっていますが、ちゃんと、毎年70万人も増えているんです。

にもかかわらず、日本全国にある授乳室の数は約3万か所と言われています(NHK調べ)。一般的に授乳期と言われる1歳半までの赤ちゃんは常に約100万人近くいるのに、たったの3万か所です。

授乳が必要な赤ちゃん約100万人に対して、授乳室の数は約3万か所ほどしかありません。

赤ちゃんの成長具合によって異なるものの、30分~2時間おきに授乳が必要とされるのに対して授乳室の数は余りに少ないのではないでしょうか。

授乳室が増えない理由としては、施設の設備や管理などの仕事に携わる方や組織で意思決定をする人たちの多くが、子育てにほとんど関与してなかった世代の男性(『男が外で働き女は家を守る』という考え方が普通だった時代に育っている男性)で、赤ちゃん連れの状況や授乳の大変さを想像しにくいというのが理由ではないでしょうか。

実際、赤ちゃんを連れたママが、施設の方に「授乳スペースありますか?」と聞いたところ「トイレでお願いします」と言われたというケースはかなりの頻度で発生しています。赤ちゃんにとって大切な食事を「トイレで」と平気で言えるのは、そもそもが分かっていないことなのだろうなと思ってしまいます。
「トイレで赤ちゃんに授乳する」「トイレで搾乳をする」というような悲しい、切ない思いをするママが無くなるように、授乳室の設置数を増やすことは次世代の赤ちゃんたち、ママたちに私たちができる必要最低限の義務ではないのかなと私たちは考えています。

授乳室を増やすための啓蒙活動の一環として、私たちスタッフは、このBabypeko®マガジンを運営しています。

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