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血糖値の測定
妊娠糖尿病と診断を受けてから、食前食後に血糖値を測ることが日常になりました。
ちなみに、血糖値関連の受診は内科となり、産婦人科を受診した後に内科に行く流れに以後なりました。
血糖値を測る流れは下記になります。
- ペンの形をした穿刺器具に針をセット
- 手の指に針を刺すので、アルコール消毒綿を指に塗る
- 指に針を刺してちょっとだけ血を出す(針を刺す深さを穿刺器具側で調整)
- 電池式の測定器の先のセンサー部分を値に付けて測定
これを1日6回行います。
食前は食べる10分前ぐらいに測定を行い、食後は食べ終えてから2時間後に測定を行います。
正直、けっこう大変です…
何回か繰り返していくにつれ、針を刺す抵抗感は薄れていきましたが、それでも刺した瞬間はちょっと痛く、それは今でも変わっていません。針を刺してる中指や人差し指は、針の刺しすぎでだいぶ固くなっています。
一度使った針は、空のペットボトルに入れて保管し、次回病院に健診に行く時に持っていき、回収してもらいます。家庭ごみには出しません。
外出先でも当然針を刺して血糖値を測るので、一式を常に持ち歩きます。食前は食べる時の前に刺すので忘れないですが、食後は2時間後に計測なので、最後に食べ終えたの何時だっけと正確な時間があやふやだったり、2時間後に計測することをうっかり忘れていて、少し時間オーバーしてしまったといったことがありました。
こうして血糖値を測るわけですが、肝心なのは数値。
家庭での食生活は、前回の記事で綴っているとおり、これまでの食生活から変化したことも多く、継続して取り組んでいます。
外食時
問題は外食の時。
外食では、家で食べている玄米やもち麦を提供してる店はほとんどないです。和食店に行ってもあるのは雑穀米や十六穀米等で、何より外食は血糖値を上げる食材や調味料が使われているので、どの店に行くか、どんなメニューにするかは、以前より気を使うようになっています。
和食店に行く回数は増えましたが、和食店「だけ」に行くわけにはいきません。
それだけだと、妻のストレスに大きな負荷がかかります。食べたいものが制限されたり行きたい店に行けないだけで当然ストレスになるので、外食時はせめて、制限されてる中でもできるだけ食事のバリエーションを持たせたいと思っており、食事の量で調整しています。
血糖値を何度も測っていく中で感じたのは、ストレスの状態は血糖値の数値に影響すると思っています。食事・運動・ストレス状態のトータルで数値に出てくると思っていますので、基準値超えたのは何が悪かったのか、というのは途中からあまり考えすぎない、仕方ないと思うようになりました。そう思うようになっただけで、心理的負担は少し軽くなったと感じています。
ちなみに血糖値の基準の数値なんですが、
・食前は100mg/dL以下
・食後2時間後は120mg/dL以下
になっているとクリアと病院から言われ、この基準値以下になるように毎日取り組んでいます。
とはいえ、
(食前)朝一番の血糖値が110mg/dLもあった…
(食後)魚と野菜中心だったのに150mg/dLだった…
(食後)肉を多めに取ったのに100mg/dLを下回った
なんてこともあり、運動・ストレス状態も加味されての数値だと思いますが、なぜこんな数値になっているのか不明なことは多いです。ウォーキングを夜できる時に20分程度して、ウォーキングした後の血糖値は抑えられてることも多いですが、それでも基準値をオーバーしてることもあります。
インスリン注射も追加
そんなこんなで血糖値を測る日々が続きますが、基準値をオーバーしてる時も目立ち、途中からインスリン注射を打つことも日課に加わりました。
インスリン注射は、食前5分前ぐらいに太ももに刺し、それを1日3回です。注射と聞くと怖いイメージがあり、最初は妻も抵抗感ありましたが、実際に刺してみると、針で血を抜くよりは痛みはそこまででもないとのことです。
外出先で食事をする際は、トイレで注射したり、周りから見られない位置であれば座席で注射することもあります。
インスリン注射も加わった結果の実感としては、基準値オーバーの数が少し減ったかなぁというのが正直な所です。過剰に効果を期待しすぎず、「数が少し減った」ということをプラス材料として捉えることで気も楽になります。
まとめ
本稿では、妊娠糖尿病と診断を受けてからの、血糖値の計測、外食時のこと、インスリン注射について綴りました。
血糖値の数値は、食事・運動・ストレスのトータルで表れると思っていますので、負担を和らげる、過剰に考えないといったスタンスで日々過ごしています。
もし妊娠糖尿病に関わっている方がいましたら、少しでも参考になれば幸いです。