つらい夜中のミルク作りを乗り切って、救世主に液体ミルクを

昭和61年生まれのアラフォーママの「ともよ」です。現在、2人目である1歳6ヵ月の男の子を自宅で育てており、5年前に病気で亡くした1人目の女の子は生きていれば10歳となります。

1人目も2人目の時も、ミルクを取り入れながら子育てをしていました。上の子から9年ぶりの赤ちゃん、子育てでつらかったことは夜中のミルク作り。

今回は、過去2人の子育てを振り返りながら、夜中のミルク作りをどう乗り切っていたかを紹介します。

1人目は若さと根性で乗り切ったけれど…

生真面目な性格の私。1人目は初めての子育てによるプレッシャーと、自分で育てたい好奇心と、さらに子どもは生まれつきの病気で健康に産んであげられなかった罪悪感もあったのだと思います。

振り返れば、手を抜いても罰は当たらなかったと思うのですが、当時はとにかく病院で教わった赤ちゃんのお世話を正確にこなすことが子どもの命を守るんだと、必死に毎日お世話をしていました。

その中でもミルク作りは、できれば2度と経験したくないと思ったぐらい大変でした。

3時間ごとに、清潔な哺乳瓶に粉ミルクを正確に測り入れてお湯でミルクを溶かし、人肌くらいまで冷ましたら子どもに与える。使い終わった哺乳瓶などはミルクかすが残らないように、洗剤とスポンジを使い丁寧にしっかり洗って消毒液に浸けてました。

さらに、消毒し終わった哺乳瓶をそのまま子どもに使うことが不安で、白湯で洗い流してました。哺乳瓶に消毒液が残っていても、ミルクと混ざってタンパク質と食塩に変わるから大丈夫と頭で理解していてもです。

今でこそ笑えちゃいますが、この一連の作業を1日6回、子どものお世話をしながら、子どもが10ヵ月になるまでこなす毎日でした。当時は明らかに睡眠が足りていなかったですし、夫との夫婦ケンカも多くて私のメンタルも不安定だったと思います。

けれども、20代の出産のメリットである若さと初めての子育てによる根性で、無理やり乗り切りました。

2人目はほどほど育児を目標に

つらいことに上の子を亡くして、念願の2人目である子どもを出産したのは36歳の時です。1人目を出産した20代の時とは違い産後の戻りが悪く、1人目の子育ての反省から、自分だけで頑張らないことを目標にしました。

ありがたいことに夫だけでなく、私たち両親のサポートもあり、私は1人目の時ほど神経質にならずに子育てができました。それでも1人目で経験していたようにミルク作りは大変、とくに夜中のミルク作りは。

家族が寝静まる夜中に、おなかが空いたと泣き続ける我が子。眠り続けたい気持ちをなんとか振り切り、本当は出たくないけれど無理やり掛け布団を脱いで、泣く子どもの元へ。

2人目は3月生まれ、春先の夜中は暖房が必要なほどの寒さでした。子どもを抱えて寝室を出て寒さに耐えつつキッチンに移動し、子どもの泣く声を聞きながらミルク作りをしました。

ミルク作りの大変さは赤ちゃんの時だけ。でも、子育てはこれからが本番、だからできれば少しでも体力を温存したい。また、子どもはあっという間に大きくなるので、小さくてかわいい赤ちゃんの頃を楽しめるようにしたいという気持ちもありました。

ですので、ミルク作りの負担を軽くするため、インターネットなどで情報を調べて活用することにしました。

まず哺乳瓶の消毒はいつまで行うのか、あくまでも私たち夫婦の場合ですが、子どもが指しゃぶりを始めた4ヵ月の時に消毒はやめました。

粉ミルクの作り方も時短ができる方法へ見直しし、お湯は電気ケトルで沸かしてましたが、白湯の作り置きはやめて赤ちゃんでも飲める市販の軟水を利用しました。そして、ミルクを半分のお湯でしっかり溶かし残りは冷水で作る方法に変えました。

あっという間に人肌ほどのミルクができたので、本当に助かりました。1人目の時にもそのように作りたかったと後悔したぐらいです。

【まとめ】もっと活用すればよかった液体ミルク

1人目の育児にはなかった液体ミルク。2人目は、主に外出時に利用していました。

ミルク育児の大きなデメリットは費用がかかること。赤ちゃんを育てる時期はどうしても出費がかさみます。やむを得ないと思いながらも、ミルクのなかでもコスパのよい粉ミルクを主に使い、液体ミルクはあまり活用せずにいました。

ですが自分の子育てを振り返ると、楽なミルク作りに、さらに定期的に液体ミルクを夜中のミルクに活用することで、もっと子育ての負担が減り、子どもとの時間が増えていただろうと思います。

子どもが寝ている時に、できるだけ自分も一緒に寝て疲労をためないことを意識していましたが、年齢による体力低下には敵いません。実際、育児が回りきらなかった夜中に、最終手段として液体ミルクを使ったことが2回ありました。

赤ちゃんの子育ては24時間休みなしです。大変な時期を乗り切るためにも、育児で楽にできることは楽をし、休めるときは体を休ませることを優先して、ぜひ赤ちゃんとの育児を楽しんでくださいね。


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