ミルク育児をしていると、パパも授乳に関われる機会が増え、ママの負担を減らすだけでなく、赤ちゃんとの絆を育む大切な時間も増やせます。
今回は、2人の子どもをミルクで育てた私が、ミルク育児におけるパパの役割とサポート方法について、私自身の経験を交えながらお伝えします。
育児記録アプリで授乳やミルクのタイミングを共有する
育児記録アプリを使えば、赤ちゃんがミルクを飲んだ時間や量、さらにはおむつ替えや睡眠のリズムまで簡単に記録できます。どちらが何をどれだけやったかが一目でわかるので、役割分担が明確になります。
我が家では、赤ちゃんのミルクの飲み具合やスケジュールをリアルタイムで共有していました。これにより、パパがママ不在のときでも赤ちゃんが前回どれくらいミルクを飲んだかをすぐに確認でき、適切な量を与えることができました。
ミルクの準備から授乳まで一連の流れをマスターする
ママだけでなく、パパもミルク作りの基本的な流れをマスターすることが重要です。
退院してすぐにミルクの作り方を伝えました。最初は一緒にミルクの分量を測り、適温に調整していましたが、何度も繰り返すうちに慣れてきたようで、授乳している間にミルクを作ってくれるようになりました。また、ミルクを作るだけでなく、赤ちゃんが飲み終わった後の哺乳瓶の消毒も忘れずにしてくれました。ミルクを作る手順、赤ちゃんが飲みやすい温度への調整などをできるようにしておくことが大切です。
夜間の授乳サポート
ミルク育児の大きな利点の一つは、パパも授乳に積極的に参加できることです。特に夜間、赤ちゃんが頻繁に目覚める時期には、パパが夜中の授乳を担当することで、ママに休息の時間を確保できます。
我が家では、夜間はミルク育児にしていたので、ミルクの準備と哺乳瓶の消毒を交代で行い、お互いの負担を軽減しました。
ママの外出時に頼りになる存在になる
ミルク育児の場合、ママが外出しても赤ちゃんの食事を心配せずに過ごせるという強みがあります。これにより、ママの自由時間が確保しやすくなり、リフレッシュの機会を持つことができます。
我が家では、ママが買い物や友人との時間を楽しむ際も、パパが赤ちゃんにミルクを与えることで、安心して出かけることができました。この体制により、精神的にも身体的にもリラックスできました。
スキンシップの時間を大切に
ミルクを与える時間は、親子のスキンシップを深める貴重な機会です。授乳中に赤ちゃんと目を合わせ、優しく語りかけることで、パパも赤ちゃんとの絆を強められます。
我が家では、ミルクを与える際は必ず抱っこし、スマホを触らずに赤ちゃんに話しかけるようにしていました。このような些細なスキンシップを重ねたおかげか、子どもたちはパパが大好きになりました。
ママの心のケアも忘れずに
最後に、ママの精神的なサポートもパパの大事な役割です。慣れない育児で不安や疲れが募る時期があります。そんな時にパパが積極的に育児に関わり、ママの気持ちに寄り添ってくれることで、ママは大きな安心感を得られます。
我が家の場合、パパが積極的に育児に関わってくれたことで、精神的にも肉体的にも大きな支えとなりました。このような小さな配慮の積み重ねが、育児を乗り越える大きな力となりました。
ミルク育児は、パパが積極的に育児に参加できる大きなチャンスです。ママがいなくても、赤ちゃんに安心してミルクを飲ませることができるように準備し、自信を持って取り組んでくださいね。
この記事を書いた人
- 小学校・中学校で教員として、知的障害級、情緒障害級などの担任、不登校の子どもの学習、就学支援、図書館司書を経験。現在、軽度難聴児の子ども含め2児の子どもを育てながら、保育補助、webライター、手形足形アートなど子どもと関わる仕事を行なっている。
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