【赤ちゃんとのおでかけ】家族の会話と絆を育てた、わが家の週末ルール

こんにちは。2歳の男の子を育てているアラフォーママ、ともよです。赤ちゃん時代は在宅で副業をしながら子育てに向き合い、現在は自分のペースで働けるフリーランスという働き方を選びました。

子育てと仕事を無理なく両立させるために、私たち家族が大切にしてきたのが「赤ちゃんとのおでかけ」という習慣です。週末に外へ出かけることで、心にも時間にも余白が生まれ、家族の会話や笑顔が増えていきました。

赤ちゃんとの生活で減った夫婦の時間

赤ちゃんとの生活が始まると、毎日がめまぐるしく過ぎていきます。授乳やおむつ替え、寝かしつけに加え、家事に仕事にと追われ、自分の時間はもちろん、夫との会話さえままならない日々。

唯一の会話といえば「今日〇〇できたよ」「ミルクよく飲んだね」といった育児の報告ばかり。それはそれで嬉しいことだけれど、“夫婦としての会話”や心の通い合いが減っていたのを、ふとした瞬間に寂しく感じるようになりました。

「週末は家族でおでかけ」が我が家の転機に

そんなとき、息子が生後6ヶ月を迎えたのをきっかけに、「週末は家族でおでかけをする」という小さなルールを取り入れました。春生まれだったので、ちょうど秋の過ごしやすい季節に公園や川沿いの遊歩道など、赤ちゃんにもやさしい自然の中をベビーカーでゆっくり歩くことから始めました。

外の空気を吸って歩くだけで、心がスッと軽くなり、自然と夫婦の会話も増え始めました。

赤ちゃんにとっても、風や音、匂いなど五感に触れるおでかけは良い刺激になるようで、帰宅後は寝つきがよく、機嫌も安定していました。

夏の名残りでの猛暑や冬の寒さが厳しい時期は、無理せずショッピングモールや子連れOKの屋内施設を選びました。授乳室やおむつ替えスペースが整った場所を選ぶことで、安心して外出を楽しむことができました。

わが家の育児分担ルールとおでかけの工夫

わが家では、「土日のどちらかは夫のひとり時間、もう一方は家族でおでかけ」というルールを設けています。これにより、お互いが自分の時間も家族との時間も大切にでき、無理のないバランスで続けられています。

おでかけの際は、ミルクや離乳食、オムツ替えなどのケアは主に夫が担当。私はその間にゆっくりと食事をしたり、一息つくことができ、心に余裕を持って過ごせるようになりました。

行き先は、平日のうちに口コミやSNSで赤ちゃん連れにやさしいスポットを探し、夫婦でLINEで共有。

ただ、1回だけ失敗もありました。夫が見つけた地域イベントに出かけたところ、会場が混雑していてベビーカーも通れない上に授乳室もなく困ってしまいました。結局ほとんど楽しめなかったのですが、「まあ、いいドライブにはなったね」と苦笑いで帰宅。今ではそれも笑える思い出のひとつです。

会話が戻ってきた。夫婦としての時間の再発見

週末のおでかけを始めてから、夫婦の会話が自然と増えました

最初は子どもの成長や育児のことばかりでしたが、だんだんと昔好きだった映画や音楽、これから行きたい場所や趣味の話など、“私たち”に戻れる会話も増えていきました。

「そういえば、私たちこんな話をするのが好きだったよね」

そんな感覚を思い出すことで、日常の中にあたたかい時間が戻ってきたように感じます。

赤ちゃんにとっても、かけがえのない経験に

今では息子も2歳。毎日「パパぁ〜!」と笑顔で甘える姿が日常になりました。赤ちゃんの頃からしっかり向き合う時間を持てたことで、父子の信頼関係がしっかり築かれているのを実感しています。

また、おでかけを重ねたことで、息子は新しい環境や人にも少しずつ慣れていき、好奇心旺盛に育っています。私自身も、家にいるとつい「やること」に追われてしまいがちですが、外に出ることで気持ちが切り替わり、自然と笑顔が増えるようになりました。

続けるコツは、完璧を目指さないこと

「毎週出かけなきゃ」と決めすぎると、かえってプレッシャーになります。わが家では、行き先は決めても、スケジュールは組まないスタイルを徹底。赤ちゃんの機嫌や体調に合わせて、柔軟にその場で予定を変えることもよくあります。

途中で見つけた公園で思いがけず長居したり、急に予定を変更して別の場所に行ったり…。

そんな「想定外」こそが、家族にとって大切な思い出になることも多いのです。

赤ちゃんとのおでかけが、家族のチームワークを育てる

これから出産を迎える方や、赤ちゃんとの暮らしが始まったばかりの方へ。赤ちゃんとのおでかけは、家族を“チーム”にしてくれる大切な習慣になるかもしれません。

最初は不安もあると思いますが、近くの公園やショッピングモールから、無理なく少しずつ始めてみてください。

週末の外出が、夫婦の会話や赤ちゃんの笑顔を増やし、子育てを前向きにするきっかけになりますように。

この記事を書いた人

ともよ
ともよ
一児育てるアラフォーママ。長女の看取りを経験、母として最後まで看病できたことが心の支えです。現在は、二人目である長男を自宅保育しながら、副業としてライティングに挑戦中。大学で食品加工を学び、前職は農作物の製品開発に従事。レシピ記事の執筆経験があり、食に関することが得意です。
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