授乳って本当に大変で、試行錯誤の末、私はミルク育児に切り替えました

  • 2024年10月8日
  • 2024年10月9日
  • 子育て

授乳はママにとって大きなイベントです。母乳で育てたい気持ちと現実の間で悩むママは多いでしょう。そんな中、母乳育児を目指しているママもいるかもしれません。今回は、2人の子どもを育てる私が、授乳の困難さとミルク育児へ切り替えた経験についてお伝えします。

子どもが生まれる前の授乳に対する考え

私は母乳が飲めずミルクで育ったため、ミルク育児に抵抗はありませんでした。でも、経済面や子どもの健康を考えると、母乳で育てられればいいなとも思っていました。

1人目の子ども:授乳の壁と混合育児

赤ちゃんはすぐ母乳を飲めるものだと思っていましたが、現実は違いました。生まれてすぐ、赤ちゃんがうまくおっぱいを吸えず、私も授乳の仕方がわからず戸惑いました。助産師さんにサポートしてもらいながら頑張りましたが、赤ちゃんの体重が減り続け、不安が募りました。

助産師さんのアドバイスで乳頭保護器を使ったところ、母乳を飲んでくれましたが、退院時には体重が約300gも減っていました。母乳が足りないかもしれないと悩み、ミルクを併用する「混合育児」を選びました。ミルクを足すと、赤ちゃんの体重は少しずつ増えていきました。

退院から2週間後、新生児訪問に来た助産師さんは、何とか直接おっぱいを吸わせようと頑張ってくれましたが、最終的に赤ちゃんはおっぱいを近づけるだけで泣いてしまい、その日は諦めました。以後も毎回、直接おっぱいを吸わせようと試した後、乳頭保護器、ミルクという順番で授乳を続けましたが、生後4か月頃には乳頭保護器を嫌がり、哺乳瓶を好むようになりました(乳頭混乱)。搾乳や助産師さんのマッサージを試しましたが改善せず、最終的にミルク育児に切り替えました。

ミルク育児に切り替えることで、パパも授乳に参加でき、育児の負担が軽減しました。どうやって母乳を飲ませるか悩む必要がなくなり、精神的にも体力的にも楽になりました。

2人目の子ども:混合育児と乳頭混乱の再来

2人目は帝王切開で低出生体重児として生まれました。最初からミルクを与えていましたが、母乳もうまく飲んでくれたため、混合育児を続けました。しかし、生後4か月頃、再び乳頭混乱が起こり、母乳を嫌がるようになりました。1人目の時と同様、搾乳や助産師さんのアドバイスを受けましたが、改善せず、最終的にミルク育児に切り替えました。

ミルク育児の良さ

母乳にこだわらないとはいえ、どうすれば母乳の量を増やせるか悩んでいました。しかし、ミルク育児に切り替わると精神的にも肉体的にも楽になりました。

ミルク育児には多くのメリットがあります。例えば、授乳室を探す必要がなくなり、外出が楽になりました。温めなくても飲める液体ミルクもあり、さらに便利です。また、赤ちゃんがどれくらいミルクを飲んでいるかわかるので、体調の変化に気づきやすくなります。ミルクは満腹感が続きやすく、授乳間隔が母乳よりも長くなることがあり、夜はよく眠ってくれるため、私も睡眠を取ることができました。災害時など、母乳が出にくくなる場合にも、ミルク育児に慣れていると安心です。

最後に:どちらの選択でも大丈夫

ミルク育児でも、私の子どもたちはすくすく育っています。自分の心と体を大切にすることが、赤ちゃんにも良い影響を与えると気づきました。

どんな育児方法を選んでも、あなたの愛情は確実に赤ちゃんに伝わると思います。


利用者が快適・安全に利用できる「個室鍵付きの箱型授乳室」の資料請求はこちら(無料)