授乳室の導入プロセス

授乳室の効率的な設置と費用削減の完全ガイド

授乳室の設置は、働く親をサポートし、企業の社会的責任(CSR)を果たす重要な取り組みです。しかし、導入プロセスやコスト管理に関する具体的な知識が不足していることが多いのが現実です。

本記事では、授乳室の導入プロセスについて詳しく説明していきます。

授乳室の導入までのプロセス

授乳室の導入までにはいくつかのステップがあります。授乳ブース Babypeko®(箱型の授乳室)を事例に、それぞれのステップで注意すべきポイントを詳しく見ていきましょう。

1. 初回打合せ

初回打合せでは、設置場所の詳細、必要な台数、導入時期、その他の情報を共有します。以下、授乳室の設置にあたって必要となる情報です。

設置場所  Babypeko®の場合、幅:1.4m×奥行:1.4m×高さ:2.1~2.5mの設置スペースが必要となります。
事前に設置希望場所のスペースについてご確認ください。
電源家庭用100Vのコンセント1口が必要となります。設置希望場所の近くにコンセントがあるかご確認ください。
納期Babypeko®は、ご発注いただいてから製造に取り掛かります。納期まで1ヵ月~2ヵ月程度は必要となります。設置をご希望の場合、スケジュールから逆算してのご発注をご検討ください。
搬入スペース    Babypeko®のタイプにもよりますが、搬入にあたり通路幅1.4m以上の確保が必要となる場合があります。また、搬入経路に段差があるかどうかもご確認ください。授乳室を分解して現地組み立てとなる場合は、搬入設置費用が高くなる場合があります。
搬入時間帯日曜祝祭日、また、時間帯を問わず授乳室の搬入設置は可能ですが、土日祝日、早朝(朝8時以前)、夜間(夜7~22時)、深夜帯(22時以降)については、料金が割増となります。

2. お見積書の提出

打合せの内容をもとに、配送・設置費用を含む詳細なお見積書を提出します。授乳室の種類や数量によって費用は異なりますが、この段階で概算コストを把握することができます。

3. ご契約・発注

見積もりにご納得いただけましたら、ご契約を進めます。ご契約となった段階で、授乳室の製造発注を行います。ご発注いただいてから1~2ヵ月(最大3ヵ月)程度の製造期間が必要となります。

4. 表示内容の確定

納品予定の1ヵ月前までには、授乳室のドアに貼る表示内容についてご確定いただき、それを元にステッカーの製作に取り掛かります。

5. スケジュール調整

授乳室の完成日が確定しましたら、お客様のご希望の日時に合わせて搬入設置の日程を調整します。

6. 授乳ブースの設置

搬入設置日となりましたら授乳室の設置を行います。搬入設置には1~3時間程度必要で、授乳室のタイプによって時間が異なります。

7. お支払い

設置完了後、お支払い条件に合わせて支払いを行います。

これらのプロセスを経て、授乳室の導入が完了します。

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その他のポイント

授乳室を導入するにあたり、その他のポイントをご紹介します。

1. 助成金の活用

一部の自治体では、授乳室設置に対する助成金制度があります。自治体の助成金情報を調べ、利用可能な制度を活用することで、費用の一部をカバーすることができます。これにより、初期費用の負担を軽減し、導入を促進することが可能になります。

2. 保険への加入

基本的には、大きな修繕が必要になるケースはほとんど発生しないと思いますが、授乳室を利用中に何らかのトラブルが発生する可能性がないとは言いきれません。施設賠償責任保険などへの加入をおすすめしています。

3. ユーザーの声を反映させる

実際に授乳室を利用するのはママ・パパです。授乳室評価(検索)サイトでは、利用者の声がストレートに記載されています。利用者がどの部分に不満や不便さを感じているのかを把握した上で、授乳室の整備に取り組むことで、満足度の高い授乳室を設置することができます。


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